へびを素手で捕まえると大変なことになった。

なかなか珍しい体験をしたときの話を書いてみました。

職場の庭に蛇がでた!

「おまえの職場はどんなところなんだ!」という声が聞こえてきそうです。
私の職場は山奥ではなく,都会の市街地にあります。

こんなところにヘビがでるとは想定していないため,へびの捕まえ方も知らなければ,へび取りグッズもありません。

見つけたへびはたぶん,青大将というへびでした。
いや,青大将って調べてみると正式名称なんです。通称かと思っていました。
この名前を正式に付けた人はどんな人なんでしょう。まさか酔っ払いのおじさんでなければよいのですが。
大将ってつくと,なんだかださく感じるのは私だけでしょうか。「よ!あんたが大将!」みたいな・・

へびを捕まえろ!

同僚の女性がヘビをみて「わー,こわい。つかまえて!林の方へ逃がしてください。」と頼んできました。

「とんぼ」とか「ちょうちょ」じゃないんですよ。
相手は結構でかくて長いへびなんです。気軽に頼まれても困ります。

(私)「あーー,網とかないよなー。うーん。」

(同僚女性)「早く捕まえてー!」←あせらせるなーー!

たしか,昔見た漫画の中にへびを素手で捕まえたシーンがあったのを思い出しました。
首?頭?をつかんでしまえば動かなくなったような。
(*漫画で見たことが現実で通じると思うのはやめましょう。)

覚悟を決めました。
たしか,青大将は毒をもっていないはずです。
万が一かまれても死ぬことはないでしょう。
よくよく見れば,おしゃれな柄のロープに見えないこともありません。

超ドキドキしながら,「えい!」と手をだしました。
うわっ!外した!
へびは上手に後方にスウェーバックして私の手から逃れました。

ヘビを捕獲

ついにへびの捕獲に成功した!

「えい!」再度トライ!
キャッチしました。
確かに,頭をとらえることに成功しました。
(へび)バタバタ,くるくると大暴れします。
「えっ?頭をおさえれば大人しく軍門にくだるんじゃないんですか?」
ぜんぜん大人しくなりません。おさえている頭すら,今にも手から離れてしまいそうになります。

おととと!私はへびの頭を押さえる力を強めました。ギューー!
へびはあわてて体をくねらせながら,私の体にまきついてきました。
いや,けっこうへびの長いこと。

体にぐるぐる巻きつかれながらもなんとか,近くの林まで連れて行きました。
へびの体はロープなどではなく,なんとも筋肉質でした。
体からへびを引きはがし,林の中に豪快にぶんなげて逃がし,問題を解決することが出来ました。

まとめ

一つ知らなかったことを学びました。
問題の解決後,へびに巻き付かれた体が超くさくなったんです。
なんか草っぽい,なんともいえぬ気持ち悪いにおいがしました。
服を着替えてもにおいはとれず,一日中くさかったのです。

へびは興奮すると臭腺というところから臭い分泌液を放出するとのことです。

ぜひ遺伝子改良して,バラの香りのする青大将みたいな種を作り出してもらいたいです。
そうすればまた巻かれてもいいかも。(いや,やめておきます。)

みなさんもへびをまくときはにおいに気をつけてくださいね。

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