私は月に2度程近所のスナックに行きます。
*現在は感染症予防のため控えていますが。
常連さんでは週に3回から5回通っている人もいます。
1回も行ったことがない人からすると何が楽しいのか不思議ですよね。
スナックの実際の楽しさを解説します
スナックとはどんなところなのか,同業種と比較しながら説明します。
スナックとキャバクラとガールズバーの違い
キャバクラ
・女性1名につき,客1~2名 *基本は1対1
・女性は隣に座る。
・女性の年齢層は20~40歳
・1時間3000円~6000円←だいたいの相場
・特定の女性を隣につけてくれと指名すると+1000円~3000円
・女性にお酒をごちそうすると+1000円~3000円
ガールズバー
・女性1名につき,客1~3名
・女性はカウンター越しに対面する。
・女性の年齢層は18~25歳
・1時間1500円~3000円
・特定の女性を隣につけてくれと指名すると+1000円くらい
・女性にお酒をごちそうすると+500円~2000円
スナック
・店員は,マスター(おじさん),ママ(おばさん),女性,お兄さん,とスナックによりいろいろ。
・料金は時間制だったり注文した分の飲食代だったり,なんとなく1回3000円だったりと,かなりアバウト。
・店員と話すことももちろんあるが,客同士で会話することが多い。
ざっとそれぞれの店の基本的な情報を書いてみました。
もちろん,書いた情報以外のシステムを取り入れているお店も多々あります。
夜のお店のシステムはわかりづらいのが欠点ですね。
明朗会計で,安心して楽しめる仕組みを構築しないと,業界全体の成長は見込めません。
ぼったくり店に注意
スナックではほぼありませんが,キャバクラやガールズバーの一部にはぼったくりなど,反社会的なお店もあります。
ぼったくりのお店の一番の特徴は,「路上で客引きが,うまい話ばかりを提示して客を勧誘している」という点です。
一部には本当にお得な価格で営業をしており,路上で同じようにお客さんを勧誘しているお店もあることはあります。
そうしたお店からすると,反社会的なお店の存在はいい迷惑ですね。
特に知らない土地の路上で勧誘された場合は,ついていかないことをお勧めします。
キャバクラ,ガールズバーは共通点が多いですね。
基本的には男性が女性の色気を求めて遊びに行く場所です。
それに対し「スナック」は,年齢性別を問わずいろいろな人とのコミュニケーションを楽しみに行く場所です。
ただし,キャバクラ属性の強いスナックや,スナック属性の強いキャバクラなどもあるので,一概には特徴を決められませんが。
それでは本題に移ります。
スナックに行って何が楽しいのか?
楽しい面
②知らない人や異年齢・異業種・異世界?の人と話すドキドキ感を味わえる。
③居酒屋みたいに食べ物を注文しなくても居やすい。
④くだらない話から,ここでしか聞けないとんでも情報まで,想定外の会話を楽しめる。
マイナス面
例えばこんな人→話が一方的,人の話を聞かない,暗い,からんでくる,下ネタがえぐい
②色気面を期待している人には向かない。
③食べ物も注文できるが,味は期待できない。(冷凍たこやきなど)
④店内にカラオケがあるが,少々うるさい。超古い歌(軍歌レベル)を何度も歌うご高齢の方がいる。
いろいろ書きましたが,気軽な気持ちで行けば自分なりにそれなりの楽しさを見つけられるはずです。
ただし,楽しい時間を過ごすためには,自分から楽しもうという意欲が大切です。
これは何をするにも言えることですね。
受け身一方で,誰にも話しかけられないようだと,魅力を理解できず辛い時間を過ごすことになるかもしれません。
参考までに,私がスナックに行ってすごく楽しい時間をすごせたときのことを紹介します。
店内は満席。
美人な人やかわいい女性もいれば,盛り上げ上手な楽しいおじさんや,毒舌の楽しいおばさん,やたらとカラオケの上手な若い人もいる。
店内は活気があって陽気な雰囲気。
からむ人もいないし,おせっかいな人もいない。
カラオケを歌う人もいれば,語り合う人たちもいて,個々に自由な時間を過ごしている。
常連客が旅先から買ってきたおいしい日本酒をみんなにごちそうしている。
こんなときは最高に楽しい夜を過ごすことができました。
まとめ
私は小さいころから人見知りをしてしまうのですが,人は好きです。
お酒もすごく弱いのですが,好きです。
こんな,夜のお店を楽しむ才能のない私でも,スナックに行くとそれなりに楽しむことができています。
スナックって,なにかだらしなさや,いいかげんさ,人としてのだめさを包み込んでくれる雰囲気があるんですよね。
いつも襟を伸ばして緊張感をもって仕事をしている方へ。
ものは試しで一度行ってみると,肩の力が抜け心の底にたまったストレスがふわーーーと抜けていくかもしれません。
ぜひ一度,近所にある地味なスナックに行ってみてください。