人は,生まれ持った資質と,育った環境によって出来上がるといわれています。両者の割合は半分ずつくらいのようです。
もちろん個人差は大いにあるでしょう。
生まれ持った資質は考えず,後天的な要素「育った環境」について考えていきます。
いわゆる子育てに関する書籍は数えきれない位の種類が出版されています。そのほとんどが,「優しい子・賢い子・成功する子」に育てるための本です。
今回は,その逆「悪魔のような子」を育てるためにはどうすればよいのかについて考察します。
悪魔を育てる方法
①不安にさせましょう
特に理由もなく不規則に機嫌が悪くなったり,よくなったりしましょう。
②ささいなことで激しく怒りましょう
暴力をふるったり,大声で怒鳴ったりしてください。
長時間,定期的に行うとより効果的です。
③やってはいけないことをしても怒らずに流しましょう。
人を傷つける行為や差別発言をした際は,怒らずに見て見ぬふりをしましょう。
④ほめないようにしましょう
子どもががんばったところを見ても無視しましょう。
⑤世間体を最も大事にしましょう
子どもの気持ちよりも,世間体が大事であることをはっきりと示しましょう。
⑥放置しましょう
子どもがかまってもらいたがっても放っておきましょう。
優しい表情をするとなついてくるので,表情は常に変えずにいましょう。
⑦何事もあきらめさせましょう
常に「だめだ」「できない」「無理だ」というような声をかけましょう。
⑧人と比べてバカにしましょう
兄弟や親自身,同級生などと比べ,劣っているところを責めましょう。
⑨考え方を押し付けましょう
子ども自身に考えさせてはいけません。1~10まで親の考えを押し付けましょう。
⑩失敗を責めましょう
初めて行うことでも失敗をしたら,トラウマになるようしっかり責めましょう。
⑪お金を「欲しがるだけ渡す」,もしくは「必要でも一銭も渡さない」ようにしましょう。
⑫残酷な内容の映画やアニメ,本を与えましょう。
鑑賞している際,決して「かわいそう」「ひどい」などと言ってはいけません。
⑬乱暴な言葉遣いや態度を心がけましょう。
あなたが「てめえ」「〇〇じゃねーよ」「バカヤロー」といった汚い言葉遣いをすれば,子どもは上手にまねをしてくれます。
まとめ
さあ,あなたは悪魔を育てるためにいくつの方法を用いることができるでしょうか。チェックしてみましょう。一つできれば1点です。
13点を取ることができれば閻魔もびっくり!立派な悪魔が育つことを保証します。