悩みや疲れをふきとばす解放感が味わえる東京体育館のプール

夏が近づいてきました。

夏と言えば，プールや海で泳ぐのが楽しみですよね。
（今年は泳げるかどうかわかりませんが・・）

おすすめのプールを紹介したいと思います。
そのプールはずばり東京体育館のプールです。

水深２ｍを超えるプールは半端ない解放感を味わえる！

東京体育館のプールはこんなところです

私がおすすめするのは東京体育館にあるプールです。
基本情報を書いてみます。

最寄り駅：JR千駄ヶ谷駅から徒歩１分
東京都渋谷区千駄ケ谷一丁目にある体育館。
公益財団法人東京都スポーツ文化事業団が運営しています。
過去には１９６４年の東京オリンピック体操競技・水球の会場となりました。

観覧席1万席を擁するメインアリーナではバレーボール，バスケットボール，テニス，卓球，バドミントン，ハンドボールが行われ，各スポーツで全日本大会など大きな大会がしばしば開催されています。
2021年に実施される東京オリンピックでも卓球の会場となっています。

各自治体が運営するプールは長さの２５ｍプールが多く，水深も０．８～１．４ｍ程度です。
それに比べると，縦も横も深さも全てが規格外の大きなプールです。

東京体育館のプールはここがすごい！

東京体育館のプールに初めて入ったときはものすごく感動しました。

とにかく，解放感がすごいんです！

特に水深が２ｍあるという点が最も解放感を感じさせてくれます。
水中に深く潜る行為は理屈抜きに神秘的なさわやかさを感じさせてくれます。
あなたも海で自分の身長以上の深さまで潜ったことがあれば，私の伝えたいイメージが想像できるかと思います。

南国や沖縄などでのスキューバダイビング体験に比べればたいしたことがないかもしれません。
しかし，普通の海水浴場や，プールに比べると格段に水中での動きを楽しむことができます。

普通の海水浴場では，たいがい規制がかかり，深いところでは泳げません。
また，水温が低かったり，波があったりと，ストレスがかかります。
それに普通のプールは水深が浅いため，狭さから生じるストレスがかかります。

お風呂で考えてみてください。
旅館に行き大きなお風呂に入ると自宅の風呂とは比べ物にならないくらいの解放感を感じませんか？
空間の広さは，解放感を大きく左右します。

東京体育館のプールは，水温も心地よい温度であり，狭さによるストレスも一切かかりません。
着ているものも水着と帽子だけ。
ここにさえ来れば，あなたを窮屈にしばりつけるものは何もありません。

私が東京体育館のプールに通っていたときは，仕事で大きなストレスを抱えていた時期でした。
疲れ果てていた私を癒してくれたのがこのプール。
頭の中を悩みがループし続ける状態でしたが，プールに入ると何も考えずに水の中で動き回る自分を楽しむことができました。
まるでクジラになったイメージで水中を優雅に泳ぐのです。

広大な心地よい水温の中を脱力しながら泳ぐと，なんとも言えぬすばらしい解放感に包まれます。

水中で生まれた生命は陸上に上がるまで何億年も水中で暮らしていたからなのか，それとも母親の胎内で羊水につかっていたからなのか，はっきりした理由はわかりませんが，温かい水中につかっていると深い安心を感じることができます。

世界一深いプールはイタリアにある

深さのあるプールのすばらしさを伝えてきました。
世界にはどんな深いプールがあるのでしょうか。
試しに現在ある世界で最深のプールについて紹介します。
そのプールはイタリアの小さな街の自然公園内にあるホテルにあります。
名前は　Y-40 The Deep Joy
クールなネーミングですね。
なんと水深が４０メートルもある温水プールです。
よかったら見てみてください。

ちなみに，このプールの深さを超すプールがポーランドで建設中とのことです。
その名は　Deepspot
そのまんまのネーミング・・・
水深は４５メートルで，平均的な２５メートルプールの２７倍もの容積があります。
すさまじいですね。

どちらのプールにしろ，ボンベをしょって一度は泳いでみたいものです。

まとめ

東京体育館にあるプールの魅力が少しは伝わったでしょうか。
単純にばりばり泳いでみたい人も，人生に疲れていて癒されたい人も，ぜひ一度足を運んでみてください。
必ずや期待以上に楽しめることを約束します。

いまさらですが，残念なお知らせです。

東京体育館はオリンピックで使用されるため，改修工事が行われます。
工事とオリンピックの影響で，２０２１年1月下旬までは利用することができません。
一般利用が再開されてから，機会があれば利用してみてください。