みんな大好き「男女間の友情はあるのか」という問題の正解

はーい!今回は,けっこう誰もが考えたことのある「男女間の友情はあるか」というお題について考えてみました。

定期的にどっかしらで話題に上がりますよね。
なんとなくですが,「ある」派と「なし」派が半々に分かれる感じじゃないですか?

意見が半々に分かれるお題って,みんなで集まってだらだらと話すネタとしてちょうどいいと思うんです。

ここではこの問題に対する答えを導き出してしまおうと思います。

もちろん私の意見なので,いろいろとツッコミを入れながら読んでもらえればと思います。

男女間の友情問題に対する正答

男女間に友情はあります!

結論から言うと男女の友情はあります。

最初に友情の定義を確認してみましょう。

友情とは
互いに心を許し合って、対等に交わっている人。一緒に遊んだりしゃべったりする親しい人。←辞書に書いてあることです。

二人きりで遊ぶことは少ないかもしれませんが,みんなで集まって仲良く遊んだり,会話を楽しんだりする異性はいるよという人がほとんではないでしょうか。

それって友情の定義にあてはまるので友達ですよね。

では,なぜ男女間の友情がある・なしといった話が問題になるのでしょうか。

それは,ずばり,会話をしていても遊んでいても相手のことを「異性」として意識してしまうからではないでしょうか。

異性として意識するため,友達として認識してよいのか迷うのではないでしょうか。

わかりやすくするために,ちょっとかっこ悪い言い方をします。
相手に下心を抱いてしまうから,男女の友情は成り立たないと思ってしまうのではないですか?

こう考えてしまうのは,男女の友情が「ある」か「ない」の2択で考えているからです。

友情があるかないかの2択ではなく,20%,35%など,度合いで考えてみるのはどうでしょうか。
例えば「嫌い」という感情も,ゴキブリに対してとバッタに対してでは度合いが違うはずです。

このように考えることで私は男女間の友情ははっきりと「ある」と結論づけます。
「ある」のですが,程度があったり,他の情と混ざってしまったりするとわかりづらくなってしまうのです。

他の情と混ざる?どういうことでしょうか。

友情は,相手に抱く情の一つにすぎない

人と人の間に関係ができる(仲良くなる)と情が生まれます。
情を表す語彙は辞書にたくさん載っています。
それだけ情にはいろいろな種類があるということです。

人が他人に対して抱く思いは,いろいろな種類の情が混ざり合っているのです。

男女関係に関わる主な情を5つピックアップしてみます。

・人情
・友情
・恋情(れんじょう)
・欲情
・無情

5つの情を全て足すと100%になるとし,個々の情の比率をいろいろと変えたモデルケースを作ってみました。

*どのモデルも男女の関係を想定しています。

①人情が最も多いケース
人情80 友情10 恋情5 欲情2 無情3

仕事に関わる人間関係や近所づきあいに多いケースではないでしょうか。
友だちではないのですが,思いやりや礼儀をもって接する関係です。
②友情が最も多いケース
人情10 友情80 恋情5 欲情2 無情3

普通の友達です。
異性としては意識していません。
同性の友達とほとんど変わらないように遊んだり話したりすることができます。
この場合最低限次のどちらかの条件が必要となります。
・相手のことが異性としては全く好みではない。
・理性をコントロールし,友情と恋&欲情をばっさり分けることができる。
③恋情が多いケース
人情5 友情5 恋情70 欲情15 無情5相手に恋心を抱いています。
この場合でも人情や友情が0になったわけではありません。
恋する気持ちが強いので,他の情が見えにくくなっているだけです。
④欲情が多いケース
人情3 友情5 恋情12 欲情70 無情10下心がいっぱいです。
相手のことを魅力的な存在だと感じながらも,より深く知ろうとしたり,信頼のある関係性を築こうとしたりする意識があまりない状態です。

どうでしょうか。
いずれのケースでも友情が0%になることはありません。

このように男女間の友情は程度の差こそあれ存在するはずです。

*実際は5種類の情だけでなく,もっと複雑な情が絡み合っていると思いますが。

関係性が変化すると

男女の関係性は同性間での関係よりも変化しやすいものです。

友だちとして付き合ってきたけど,ふとした瞬間から恋に変わってそのうち結婚したという話もよく聞きます。

逆に,恋人として好きで好きでたまらないと思っていたのに,急に冷めてしまい友達以下にしか思えなくなったという場合もあるでしょう。

こうした関係性の変化の中でトラブルになりやすいのが,欲情が他の感情に変化する場合ではないでしょうか。

例えばどちらかが相手に欲情を強く抱いていたとします。
*たいがい男性が女性にでしょうが。
欲情90% 友情2% 人情3% 無情5%

念願かなって目的を果たすことができました。

目的を果たすと満足し,欲情はガクンと減りました。
そうすると,特に友情や恋情を強く抱いていたわけではないので,減った部分は無情へと切り替わります。
欲情10% 友情2% 人情3% 無情85%

相手への関心をすっかり失い「さようなら」という展開になります。

*逆に,欲情が増す場合もありますが。

もちろん,相手も同じ目的をもっていればお互いに後腐れなく別れることができます。お互いに欲情が減らなければ,この関係が続くこともあるでしょう。

しかし,もし一方の恋情比率が高い場合はトラブルが発生しやすくなります。
急に冷たく別れを切り出した相手の態度に傷つき,人によっては激怒するでしょう。

よくありがちな陳腐な例を挙げてみました。

実際は,関係性の変化は多種多様であり,そのひとつひとつに様々なドラマが生まれているのだと思います。

私自身,長年一緒にいる妻との関係を考えてみると,出会ったころと比べるとずいぶん関係性が変化しました。
出会ってから数年は当然バカップルぶりを発揮していたこともありましたが,今では人情比率や友情比率が高くなり,また子育てを一緒に行うパートナーとしての面が強くなりました。

妻からみると私との関係は・・・・ちょっと怖くて想像するのはやめておきます。

まとめ

男女間の友情があるという主張の説明をしました。
私が男なので,男目線での考え方に偏ってしまいました。

異性に対する感情は個人差もけっこうあると思います。
よって,このお題に対する回答も人によってけっこう異なると思います。

一度真剣に厚生労働省なんかが調査してみたらどうですかね。

厚生労働省心理研究局 男女間問題管理課
(依頼)男女間友情問題調査に対する協力について
回答方法:オンライン調査システム

もちろん,回答はマーク式ではありません。
2択じゃ答えられませんから。

記述式で各自の考え方をびっしり入力してくださいね!

さあ,よくネタになりがちなこの問題,あなたはどう考えるでしょうか。

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