過去の体験談です。
初めて買った車に大きな傷が!
買ったのはシルバーのセダンタイプ。
2年落ちですがまだまだ新車同様です。
私は「車は走ればいい」というタイプなんでこだわりはありません。
こだわりはないのですが,初めて買った大きな額の買い物でしたので大切に使おうと思っていました。
私は賃貸マンションに住んでおり,マンション内にある駐車場に車を停めていました。
車購入後一週間ほどしたら,なんと!車の左後方部分に傷ががっつりついていました。
私が休日で車を使わなかったときについたらしいのです。
傷を見たときは血の気が引くのを感じました。
まだ,たったの一週間しかたっていないのに横に大きな傷が一筋
警察による調査の行方
すぐに警察に連絡すると,二人組の警察官が来ました。
「あれーー,災難だったねー。」「これ買ったばかり?」意外とのんきな感じです。
確かに緊急を要する事件ではないので,警察官からするとテンションがあがらないのかもしれません。
「まあ,当て逃げはなかなか犯人を見つけられないんだよね。」
おいおいおい!きちんと捜査をする前から「あきらめ宣言」が出てきました。
(私)「傷になっている部分の塗料を採取して,車種を割り出して捜査しないんですか?」
警察「いや,ひき逃げとかならそれもするけど,今回はそこまではしないねえ。」
(私)「ぐぬぬぬ・・・」
結局ほとんど何もしないで警察官は帰っていきました。
見捨てられました。しかし,お巡りさん,一体何しにきたんだか。
自ら捜査開始!
こうなったら自分で犯人を見つけてやる!
犯人にも警察官にも腹が立ちました。←かなり頭に血がのぼっていました。
さっそく自主捜査が始まりました。
「とりあえず,マンションに車を停めている人は,犯人の可能性があるな。」
私はマンション中の車数十台,全てを見回り,車に傷がついていないか調べました。
私の車に付いた傷と同じような高さに同じような傷が付いていれば,犯人の車の可能性があると考えたからです。
探していくと1台私の車についていた傷と同じ高さに似たような傷のある車を発見しました。
すぐに警察に改めて連絡をしました。
2度目の警察の捜査の行方
以前に来た人と同じ警察官が再度登場です。
(警察)「いやー,がんばったねー。でも,これ気のせいでしょ。」
(私)「いや,傷も同じ高さにあるし,私の車についた傷の色と,この車の色もおなじ!」
(警察)「いや,君の車の傷の向きを考えると,この部分には傷はつかないはず。」
(私)「え?」 言っている理屈がよくわかりません。
(警察)「もうあきらめた方がいいよ。仕方ないね。」警察帰る。
いや,ぜったいこの車の持ち主が犯人だろーーー!
警察に頼るのをきっぱりあきらめました。
自分で捜査をしてみることに
休みの日にその車に誰が乗り込むのか見るため張り込み開始。
2時間待つと,持ち主が登場しました。
(持ち主)「え?なんの話かわからないんだけど?あなただれですか?」
(私)「同じマンションに住んでるものなんだけど,私の車がだれかにぶつけられたんですよ。」
「そして,その傷があなたの車についている傷と全く同じ高さについている。
傷の色もあなたの車の色と一緒なんですよ。」
(持ち主)「いや,知らないよ。傷なんかついてるかな? あ,これか。昔の傷じゃないかな。」
(私)「いや,傷の具合からいって最近のでしょ。ところで,あなたは家族と住んでる?」
(持ち主)「え?なんで?家族で住んでますよ。」
(私)「じゃ,この車の傷のことについて,奥さんも交えてちょっと話をしましょうか。」
(持ち主)「え?いや,それはいやだな。妻は関係ないでしょ。」
(私)「奥さんが傷がいつできたか覚えているかもしれないでしょ。
警察にも一緒に行きましょう。
傷の塗料とか調べて貰えば,あなたの車かどうかわかるから。」
(警察はなんもしてくれなかったけど,おどしをかけてみた。)
(持ち主)「すいませんでした!ぶつけたけど,そのままにして逃げてしまいました。・・・」
とうとう犯人を自分で見つけ出し,犯行を認めさせることに成功しました。
ということで,その後はきっちり謝罪アンド車の修理費をだしてもらい,ご家族総出で謝りにきたので警察沙汰にはせず許しました。
まとめ
体験談は以上になります。
警察官のアドバイスを受け入れて,あきらめていれば解決に至ることはありませんでした。
しかし,納得がいかなかったので執念で犯人を見つけることができました。
警察全体を批判するつもりは毛頭ありませんが,このときに来た二人の警察は,ひどかったですね。
警察は,きちんと被害者・加害者双方の言い分を聞かないといけませんよね。
実は他にも警察を頼ったが自分で解決した出来事があります。
それはまたの機会に・・